こんにちは!ボス猿です!
『雷雨ときどき晴れ』へのご訪問ありがとうございます。
ようやくお熱のループから抜け出せたかに見えている,現在のボス猿家ですが,今後はどうでしょうか。。。その内にまた冬の流行り病の時期がやってきますね。。。
また朝晩の冷え込みがきつくなってきたかと思うと,日中はしっかり汗ばむ程度に気温が上がったり。。。
大人でもなかなか体調管理が難しい季節ですよね。このまましばらくは落ち着いてほしいものです。皆様も体調管理には十分お気を付けくださいね。
そして,先日チラリと書きましたが,三女が熱性痙攣を起こしました。
これで,三姉妹全員が痙攣経験者となってしまいました。。。
(ただし,次女の痙攣は熱性痙攣ではなく,胃腸炎関連痙攣なので少し事情は違います)
今回三女の熱性痙攣を経験したわけですが,長女のそれとは少し様子が違ったので記録しておきたいと思います。
長女の熱性痙攣は典型的な硬直型
長女が熱性痙攣を起こしたのは,1歳半の時です。詳しくはこちらの記事を参照ください☆
長女の痙攣はとても典型的な硬直型の痙攣で,まさにエクソシストです。
(反り返って白目,更にチアノーゼという感じ。)
痙攣が始まったのもすぐにわかる,派手な痙攣です。なので時間を計ったり,そっと寝かせて痙攣の様子を見たりすることも容易にできます。
(あ,あくまでも状況として容易という意味で,気持ち的には容易ではありませんよ(笑))
子供が白目剥いてチアノーゼで真っ青になる姿は何度見ても慣れるものではありません。
次女の痙攣は,熱性痙攣ではなく胃腸炎関連痙攣でしたが,どちらかと言うと長女と同じタイプの反り返って硬直するタイプの痙攣でした。
が,熱がないことは明白だったので“これは熱性痙攣ではない!!”とボス猿的には結構焦った記憶があります。
三女の痙攣は静かにチアノーゼ?!
そして,今回の三女の痙攣。
これがまた静か~な痙攣で・・・。(;^_^A
長女と次女の痙攣を経験していなかったら,もしかしたら気づかなかったかもしれません。。
この日,三女は朝から熱があったので,朝一で小児科を受診し,頂いたお薬を飲んで朝寝中でした。
ボス猿はそんな三女を背に,時折様子を見ながらパソコンに向かっておりました。
そして,ふと見ると目が覚めている三女。普段は起きたら,ママ~と呼んだり愚図ったりするので,起きているのに反応がなかったことを少し不思議に思いながら,“あら,起きたの~??”なんて言いながら抱っこでひざに座らせ,お茶を一口飲ませました。
すると,小刻みに震え始めたのです。熱が高く頭はかなり熱いのに,身体は冷えており“あれ~,また熱が上がるのかな。。。震えているけど寒いのかな”と思いながら,身体を毛布に包みさすってやっておりました。
で,ふと三女の顔を覗き込んだら,なんとチアノーゼで真っ青ではありませんか!!
抱っこしていたこと,小刻みに震えていたことから,息が止まっていることに気が付かなかったのです。。。
しかし,熱があることは分かっていたので,熱性痙攣だ!と思い至ったボス猿は,そっとそのままソファーに寝かせて,時間を計って様子を見守ります。
幸い2~3分程度(ただし,気づいたときには痙攣が始まっていたので,スタートが分からないため,正しくは分かりません。)で呼吸が戻ってきたので,今回は救急車を呼ぶことはせず,朝受診した小児科に電話で現状を説明。受診してきました。
子供の痙攣を経験するのは今回で4度目なので,ある程度落ち着いて対処することが出来ましたが,やっぱりながら慣れるものではありませんね。。。
痙攣時の対処法
痙攣が起きたとき,我が子の異様な姿にビックリし,見る見る間にチアノーゼで真っ青になる我が子に恐怖を覚えることはもうどうしようもないことだと思います。
ただし,その時の対処法を知っているだけで,少しばかり落ち着いて対応することが出来ます。
熱性痙攣は予後の悪いものではないとされています。呼吸が止まるので,死んでしまうのではないか,何か後遺症が残るのではないかという心配が溢れてきますが,基本的に熱性痙攣で死ぬことも,後遺症が残ることもないとされています。
もちろん,絶対ではありませんが。
なので,落ち着いて対処していきましょう。
まず,子供が痙攣し始めたら抱きかかえたり大きな声で話しかけたり,身体を揺さぶったりしてはいけません。
そっと横にして,痙攣時間を計ります。また,痙攣の様子を観察します。可能であれば携帯で動画撮影しておくことも有効です。(先日,子供の具合悪いのを携帯で撮影していて批判されたという投稿をSNSで見たばかりですが・・・(笑)最近は,病院でもそんな時は撮影しておいて~と言われることも少なくありません☆)
痙攣時間が5分を過ぎても落ち着かない場合には,迷わず救急車を呼んで大丈夫です!
ボス猿は長女の時は5分超えていませんでしたが,2回とも救急車を要請しました。
次女の時は熱性痙攣ではない何かだったので,脳症や脳炎の可能性もあると思い,同じく5分を過ぎていませんでしたが,救急要請しました。
いずれも,丁寧に対応していただくことができました。
そこまでひどい痙攣ではなかった場合には,かかりつけの小児科などへ電話で受診可能かを確認してから受診しても大丈夫です。
ここまでが自宅で親が出来ることになります。
あとは病院での処置です。
長女や次女の時には,病院に到着したらまずは痙攣止めの“ダイアップ”を座薬として投入しましたが,最近は1回目の痙攣時には痙攣止めを使わないのが主流になってきているんだそうです。(次女は痙攣止めを入れましたが,熱性痙攣ではなかったため,痙攣が止まらず,群発。からの入院となりました。)
最近1回目の痙攣で痙攣止めを使用しなくなってきたのは,痙攣止めのダイアップを使用すると,薬の影響で朦朧となる子が多く,痙攣を再び起こしているのか薬の影響で朦朧としているだけなのかが判断できないためだそうです。
(実際長女はダイアップをいれると,まともに歩けなくなっていました。。(;^_^A)
ただし,何度も立て続けに痙攣を起こす場合には熱性痙攣ではなく,脳症や脳炎の可能性があるので,すぐに大きな病院へ入院し検査する必要があるとのことでした。
熱性痙攣を起こす子供は,決して少なくありません。
実際に我が子がなるまでは,あまり頭に入らないかもしれませんが,こうした情報を見たことがあれば,ある程度落ち着いて対応することができるかもしれません。
さいごに
子供の病気を見るのは親は辛いものですが,しっかりと対応していくことが大切です。子供を守れるのは親の適切な初期対応です。
困ったときには迷わず病院を受診しましょう!!
今回は三女の熱性痙攣について,長女との違いを記録しておくために書きました。
が,もし誰かのお役に少しでも立てたら幸いです☆
本日も長い文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。
またご訪問いただければ幸いです。
ボス猿。