こんにちは!ボス猿です!
『雷雨ときどき晴れ』へのご訪問ありがとうございます。
今回は次女の起こした痙攣について書いていきます。
長女の熱性痙攣についてはこちらから↓
熱性痙攣は遺伝性
一先ず痙攣止めの薬ダイアップを使用することで落ち着いた長女の痙攣ですが、熱性痙攣は遺伝性があることから、次女の発熱時もいつも気が気ではありまん。
いつ痙攣があるかわかりませんから。
ただ、3歳2ヶ月を迎えた今現在,熱性痙攣を起こしたことはありません。だから,そろそろ熱性痙攣は大丈夫なのかなとも思っています。
とは言うものの,やはり熱が出たら心配なことに変わりはありません。絶対に熱性痙攣が起きないとは言い切れませんから。
発熱時は,常に痙攣のことを考えつつ看病しています。
胃腸炎発症
いつも発熱時は熱性痙攣のことを心配しつつも,これまで痙攣を起こさずにきた次女でしたが,長女が初めての熱性痙攣を起こした月齢と丁度同じ1歳半で、胃腸炎関連痙攣を起こしたのです。
余談ですが,この日は長女の4歳の誕生日当日でした。
痙攣を起こす2.3日前から胃腸炎にかかっており、嘔吐と下痢を繰り返していた次女。しかし、その日は既に嘔吐は止まっており、熱もなく下痢だけになっていました。
ただ、朝からずっと機嫌が悪く絶対に寝ないような時間に床に寝転がって寝ており、少し気になっていたボス猿は,自分の体調も悪かったことから午前中は2人で寝ることにしました。
普段であれば、そんなに寝続けることはあり得ませんが、その日は午前中いっぱい寝続けていました。そんな次女の様子が気になりつつも、自分も熱があったことから、ボス猿も横で寝ているし、次女もよく寝ているのだろうと都合よく解釈していました。。。
そしてお昼頃、そろそろ何か食べなくてはと2人でゴロゴロしていたのですが、それでもなかなか起きようとしない次女。コロコロコロっとベッドの端の方に転がっていったなぁと思ったら、痙攣し始めました。
子供の痙攣代表は熱性痙攣?!
子供の痙攣は3度目とあって、流石に落ち着いて対応出来ましたが、今回は熱がないことはわかっていましたから、熱性痙攣ではないと確信していたボス猿。
熱性痙攣であれば、それほど焦りもしなかったのでしょうが、自分の中で熱性痙攣ではないと確信していたので、まずは119番です。
すぐに救急車が来てくれ、尚且つ時間帯もお昼だったため、いつも血液検査でかかっている総合病院に受け入れてもらうことができました。担当医がいるので、何となく安心感があります。
次女は白血球過多で通院しておりました↓
www.bosuzaru.com救急搬送中は何度も熱があったのでは?!と熱性痙攣を疑っていたようでしたが、熱はなかったし、今もないと何度も説明。それでも、やはり熱性痙攣を押してきます。(苦笑)
病院でも、まずは熱性痙攣用のダイアップを入れていましたが、再び痙攣。ダイアップが効かないということは、熱性痙攣ではないと、ここでようやく熱性痙攣の疑いが消え、胃腸炎関連痙攣が疑われると説明を受けました。
そこで、胃腸炎関連痙攣用の痙攣止めを点滴してもらいました。しかし点滴を始めた直後に再び痙攣。合計3度の痙攣を起こしました。
しかし、その後薬が効いてきたようで、痙攣はおさまりました。
それでも痙攣が3度と群発したこともあって、入院を余儀なくされました。
おかげで長女は4歳の誕生日に初めて,ママのいない夜を過ごすことになってしまいました。。
胃腸炎関連痙攣とは?!
ボス猿は,その時まで聞いたことのなかった胃腸炎関連痙攣でしたが,それほど珍しい物でもないようです。
熱性痙攣ほどではないにしても,極々稀なものでもないといったところ。
胃腸炎関連痙攣は,生後6ヶ月から4歳程度の乳幼児に起こり,大人になってこの痙攣を起こすことはありません。
そして,胃腸炎を発症した数日後の体調が落ち着いてきたころに痙攣を起こすことが特徴です。こちらの痙攣は一度なったからと言って,その後胃腸炎になる度に引き起こすものではありません。なので,その後の対応も特にありません。
実際,この時以降にも胃腸炎になっていますが,痙攣を引き起こすことはありませんでした。
痙攣発症時の対処法
痙攣が起きた場合,素人では何が原因の痙攣かを判断することはできません。ただし,その時の対処法は基本的に同じです。
・大きな声を出したり抱きかかえたりしないこと!!
・痙攣の時間を計ること。
・痙攣は左右対称に起きているかを確認すること。
・突っ張っているのか縮こまっているのかなど痙攣の様子を観察すること。
・痙攣が収まったら,吐しゃ物で窒息させないために横向きの体制にすること。
そして,痙攣が5分以上続くときにはすぐに救急車を呼びます。
(ボス猿は長女の時にもそうでしたが,3~4分ほどで救急車を呼びました。これには賛否両論あるかと思いますが,その後群発したので結果的に救急車をお願いしてよかったと思っています。自身で連れていく際,車で痙攣してしまっては危険だったと思います。)
入院中の次女の様子
結局,次女は3日ほど入院していましたが,その後痙攣を起こすことはありませんでした。ただ,ずっと元気はなく何だか寝たり起きたりうつろな様子が続き,小さな赤ちゃん用のベッドから全く動くことなく過ごした入院生活でした。
なんとなく心配な様子は続いていましたが,いかんせん長女のことも心配で,ひとまず先生の許可が出たので退院することになりました。
退院時にも,ずっとベットの上ですごしていたことから足元がふらつき,まっすぐに歩けなかったりと心配していましたが,それでも親の心配をよそに帰ってきて長女や近所のお友達に会うと,またいつもの元気さを少しずつ取り戻し,翌日にはすっかり元気になりました。
救急搬送時の持ち物
さて,これで3度も救急にお世話になったボス猿ですが,お陰で救急車に乗る時の持ち物はばっちりです。
特に乳幼児の救急搬送時には以下のものを忘れないようにしましょう!!
・母子手帳
・保険証
・着替え
・オムツ
・タオル
・ビニール袋
母子手帳と保険証は必ず必要です。もちろん事後でも大丈夫ですが,一旦自費診療になります。家で救急搬送依頼をした場合には必ず持っていきましょう。
着替えは嘔吐などで汚れた場合に必要です。タオル・ビニールも嘔吐時に使用できますので,あると便利です。
また,オムツも忘れずに持っていきましょう。
あとは,自分自身の財布を!!
ボス猿,3回目の救急搬送時に自分の財布を忘れてしまったのです。体調不良で朝から何も食べずに寝ていたボス猿は喉が渇きすぎてかなり辛い目に遭いました(笑)
さいごに
ひたすら熱性痙攣にばかり気を取られていましたが,痙攣にも様々な種類があることをこの時初めて学んだ,ボス猿でした。
その後,痙攣の原因となる病気には
・高熱
・髄膜炎
・脳炎,脳症
・てんかん
・低酸素,低血糖
・頭部の外傷
などなどがあるこを知りました。
痙攣も単発のものから群発するものまで様々です。心配な時にはまず病院を受診してくださいね!!
そして,そして,次女が救急で病院にかかったのは,実はこれだけではありません。救急車こそ呼びませんでしたが,ついこの間クループ症候群にて夜中に救急受診しました。
このクループ症候群についてはこちら↓
長い文章を最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
またご訪問いただければ幸いです。
ボス猿。