三姉妹ママのワンオペ育児奮闘記『雷雨ときどき晴れ』

育児を中心に,節約や在宅ワークなどを綴っていきます。

癇癪を起した子供に諭しても怒っても無駄だった?!子供は記憶を切り捨てるらしい。

こんにちは!ボス猿です!

『雷雨ときどき晴れ』へのご訪問ありがとうございます。

 

さて,先日から何度か書いている,長女の児童精神科の受診のお話。

www.bosuzaru.com

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その受診の時に先生から聞いた,目からウロコ・・・というのか,色々なことが納得できるお話があったので,そのことについて書いていきたいと思います。

 

長女は現在小学3年生ですが,いまだにかなり激しい癇癪を起します。

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新年度などの環境の変化があった後は特にひどくなります。。。

 

今年度も4月5月ごろには,もうどうにも手が付けられないほどの癇癪を何度も起こしていたのですが,何度癇癪を起しても同じことをくり返していた長女。

 

どうなっているんだろうと思っていたら,なんと子供は記憶を切り捨てているというではありませんか!

 

そう,あんなに諭したり怒ったりしたのは全て意味のないことだったのです!

子どもは極限の恐怖や不安があると記憶を切り捨てる

長女に限らず,子供は自己防衛反応として,極度の恐怖や不安,ストレスを感じると,その時の記憶はなかったことするんだそうです。

 

大人であれば,どんなにパニックになっても落ち着いたら,その後,今後同じことが起きないよう対処を考えるかと思うのですが,子供の場合には対処を考えるよりも,記憶をなかったことにする方が簡単。

 

だから,どんなに激しい癇癪を起しても,対処を考えるということはない。

(もちろん,ちゃんと対処を考えられるお子さんもたくさんいます!!)

 

そうです。

 

我が子は,自分が失敗したことに対するパニックで,最大級の癇癪を起しても,2日後にはまた同じ失敗を平気で繰り返していたのです。

 

ちょっとおかしいんじゃないだろうかと思っていたのですが,なるほど!確かに,何もなかったかのようになっていた・・・。

長女もやはり極度のストレスにより,記憶を消すことで自己防衛をしていたのですね。

 

うん,衝撃だ。

怒れば怒るほど逆効果

長女が癇癪を起すと,もう体も大きいし声も大きいし,とりあえず手が付けられないんですよね。

 

だから,最初の方はもう放っておくんですが,少し治まってきたかなと思ったら,まずは諭してみたりするんです。

 

ま,結局いつも敗退するんですけどね( ´艸`)

 

で,だんだん腹が立ってきて,完全に喧嘩状態になってしまい,お互いに怒り狂うという悪循環に陥るのが常なわけですが,それはもう完全にダメなことだったわけです。

 

ボス猿が怒れば怒るほど,長女のストレスは増す一方。

 

もうそうなると,記憶を消す作業しか待っていません。

 

今までのボス猿は完全に無駄だったということです。。。

いずれは対処法を考えるようになる

といっても,それも段々と記憶を消すだけではどうにもなら無くなってくるらしく,そうなってきて初めて,対処法を考えるようになるんだとか。

 

もちろん,そうした極限のストレスがかかり続ければ,きっと鬱や精神分裂症なんかの病気を発症することになってしまうんだろうと思います。

 

なので,今は焦らず,ありのままの長女を受け入れていくしかないのだなと自分を納得させているところです。

 

本当に,いつかそんな日がくるんだろうか・・・と果てしない気もしますが,先生の言葉を信じていくしかないなと思っています。

 

いやでも,ちょっと記憶を消し去るとは目からウロコのお話でした(笑)

さいごに

どんなに怒っても,子供って翌日にはケロッとしているし,同じことをくり返すので,余計に腹が立って怒る…ってなっていましたが,怒れば怒るほど,子供の記憶に残るどころか,消えて言っていたなんて・・・

 

なんということでしょう!!(笑)

 

本当に衝撃を受けちゃいましたよね~(笑)

 

この話を肝に銘じて・・・今後の育児に少しでも役立てられたらいいなと思います。

(でも,腹が立つもんは腹が立つんですけどね・・・)

 

本日も長い文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。

またご訪問いただければ幸いです。

 

ボス猿。