三姉妹ママのワンオペ育児奮闘記『雷雨ときどき晴れ』

育児を中心に,節約や在宅ワークなどを綴っていきます。

子供たちに身につけてほしい力の話

こんにちは!ボス猿です!

『雷雨ときどき晴れ』へのご訪問ありがとうございます。

 

今日は,月に一回の長女の児童精神科の受診の日でした。

 

最近は比較的落ち着いて過ごせているので,長女は学校を休まずボス猿が1人で受診してきました。

 

先生にお話しすることも今日はあまりなく,5分程度の診察で終了。

 

お薬も変わりありませんでした。

 

前回は2学期が始まる直前だったこともあって大荒れの中での受診。

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やはり長女にとって,環境の変化というのが見通しが立たずしんどいことなのかなとふと思い当たりました。

 

現在は運動会に向けて忙しくはしていますが,今年は自分のやりたい気持ちと出来るかどうかを天秤にかけ,無理をしない程度にできる係に立候補できたので,その辺も落ち着いて生活できている大きな理由なのかもしれません。

 

とはいえ,全く癇癪がないわけではなく,プチ反抗期も相まって小さな癇癪はまだまだ頻回に起きております。

この土日にも自分の中でやりたいこと(遊び)があって,それが気になって気になってやらなくてはならないこと(勉強)に集中できずプチ癇癪を起していました。

 

もちろんボス猿とも衝突するわけですが,ボス猿も色々と考えた結果,ふと気づいたことがあって。

 

それは我が子たちはとにかく逆算できないということ。

 

みんなしなくてはならないこと,やりたいことがある場合,やりたいことをやるためには〇時までにしなくてはならないことを終わらせたらいいな。ではその為には・・・

 

と大人だったら考えると思うのですが,それが全くできません。

 

だから,やりたいことが気になってやらなくてはならないことができなくなってしまうのです。

 

逆に言えば,ちゃんと〇時に終わればやりたいことができる!という見通しが立っていれば,その時間になればできるのだから今はしなくてはならないことに集中できるというわけです。

 

なので,子どもたちを全員並べてこの説明をコンコンと行いました(笑)

 

旅行するにも常に逆算で予定を立てているんだよ。とか,ボス猿のToDoリストを見せたりだとか。

 

もちろん,これまでにも逆算の考え方は常々伝えては来ていたんですよ。

 

なんと言っても毎朝,自宅を出るのがギリギリなので。

 

ボス猿も主人ももう何度も,〇時に家を出るには〇時までにご飯を終わらせなくてはならないでしょ。そしたら〇時に食べ始めないと間に合わないね??ともう事細かに説明してきたんですが,忙しい時に言っても子供たちの頭には全く入っていなかったのでしょう。

 

今回,この考え方を説明しているときも,初めて聞いたような素っ頓狂な顔をして座っておりましたから。。。(笑)

 

しかし,この考え方が身に付けば,この先とても役に立つので,是非とも子供たちには身につけておいてほしい力だと思っています。

 

そして,もう一つ問題なのが見通しの甘さ。

 

とにかく自分たちに甘いというのか・・・過信しているというのか・・・見通しがめちゃくちゃ甘いんですよね。。。

 

例えばほぼ毎日やっている公文のプリントを実際には1冊30分ほどかけてやっているのに,予定を立ててごらんというと,1冊10分で終わることになっていたり。

 

今年は自分でやってみる!と長女が始めた体操服のゼッケンつけを15分で予定を立てていたりするわけです。

 

ちなみに,このゼッケンについては1時間以上かけて仕上げたものの,完全に斜め向きになっているわ糸は引きつっているわで,結局ママやり直して・・・となりました(笑)

 

とまぁ,自分たちのやることへの見通しがとにかく甘いのです。

 

なので,そこについても指摘をしつつ,最初はもう仕方ないから見通しが甘くてもいいのでまずは逆算の考えを習慣づけていき,出来なかった時にはその都度修正していくんだよと言うことで話を終えました。

 

プチ癇癪を起していた長女も,やりたいことができるという見通しが経ったので,ひとまず落ち着いてその後はやらなくてはならないことに向き合うことができたようでした。

 

この考え方を習慣づけることは,そんな簡単なことではないと分かってはおりますが,絶対に損はしないので,継続していってほしいところです。

 

ADHD傾向のある長女にはとても苦手な考え方だろうと思いますが,少しでもこの力が身に付くといいなと願っています。

 

子供たちにこうしたらいいよというアドバイスがあればぜひともよろしくお願いいたします・・・。

 

本日も長い文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。

またご訪問いただければ幸いです。

 

ボス猿。