こんにちは!ボス猿です!
『雷雨ときどき晴れ』へのご訪問ありがとうございます。
先日,長女の通う小学校からステキな(笑)お便りが届きました。
教職員の働き方改革についてのおたよりです。学校からの配布ですが,市の教育委員会からのものでした。
教職員の働き方改革
今回届いた手紙をザっと要約すると・・・
わが市は教職員の働き方改革の取り組みを進めており,教職員の働き方を改革することによって,教育の質の向上と子供たちの豊かな成長を目指して行きます。
具体的には,午後7時から翌朝7時45分まではの電話は出ません。メッセージ対応に変ります。ただし,緊急の場合には市役所へかけてくれれば対応いたします!!
というものでした。
内容はすごく普通の事だと思うんですが,こうした普通のことがこれまでちゃんと周知徹底されていなかったことの方が問題なんですよね。
先日SNSで見かけたコメントに
“友人が子供の学校に夜7時に電話したら帰宅していたと怒っていたので,先生の就業時間を伝えると驚いていた”
というものがありました。
そうなんですよ。学校の先生だって就業時間がちゃんと決まっています。
普通の一般企業だと,営業時間が終われば,電話は繋がりません。病院なんかは結構徹底されていますよね。
もちろん,病院だって電話対応が終わるだけで,その後も治療診察をされていることがほとんどですし,緊急の場合には救急病院が対応してくれます。
でも,学校はというと,何時であっても生徒の事だと先生は対応してくれるもの!と思いがちなんですよね。
決してそんなことはありません!(笑)
主人の仕事の実態
現在の主人の仕事の実態は,働き改革発動後も相変わらず御前様の日々が続いております。
先日は月曜日から帰ってきたのが午前2時前でした。
生徒対応に研修対応,そこへ部活動に授業準備。
もう少し要領よくできないものかなとも思わずにはいられませんが,しかしやはりこれは主人の要領の悪さだけが原因ではないと思います。
朝7時過ぎに出ていき,帰りはいつも御前様というのも,ちょっとどうなんだ?!と思わずにはいられません。
もちろん,働き方改革が言われ始め,何も変わらなかったわけではありません。
必ず毎週あった部活も,土日のうちどちらかが休みの事もずいぶん増えました。それでも,いてほしい時に居ないというのも相変わらずです。
そんなことは,教員に限ったことではないのかもしれません。他の一般企業に勤めておられる方にもたくさん当てはまるのだと思います。
でも,やっぱりそれだからよいということにはなりませんよね。。。
家族として思うこと
主人は結婚した当初から中学校教員として働いていました。
なので,こうした状況は納得済みでの結婚でした。
また,ボス猿自身も教育関係の仕事をしてきたので,こうして仕事・・・というか子供たちへのめり込んでいく主人の気持ちもとてもよく分かっています。
なので,子供が生まれるまではこうした状況についても,“ま,仕方ないか(;^_^A”と思ってきました。
が,やはり,我が子が生まれると正直,おいおい他人の子供ばかりじゃなくて我が子の事もちゃんと見てくれよ・・・と思わずにはいられません。
最近では,こうした家族への配慮や理解をして下さる保護者さんもとても増えてきているように思います。
結局,古い体質にこだわっているのは,“働き方改革”を提唱している教育委員会であったり,古株の先生だったりするのかなとも思います。もちろん,批判覚悟で言うと,一部の保護者もそうです。
先生だったら何時であろうと,休みであろうと,生徒のことに対応するのは当たり前と思っておられる保護者も少なからずいるのが現実です。。。
先週の土曜日には次女の作品展があったのですが,主人は仕事で行くことが出来ませんでした。次女からは悪気なく“パパは来てくれたことないね。。。”という言葉が出ていました。主人も苦笑い。
もちろん,次女も主人を責めているわけではないのですが,これから先もっとこうしたことは増えていくんですよね。。。
どうか我が子たちがこれが原因でグレないことを祈るのみです(笑)
さいごに
今回何が言いたかったかというと,長女の小学校からこうしたお便りが届いたのは,とっても良い試みだということ☆
こうした当たり前の事でも,ちゃんと発信しなければ保護者には伝わりません。いくら内々で働き方改革だ!ノー残業デーだ!と言っていても,それを外に発信していなければクレームがくることもあるだろうし,理解してもらうことも出来ません。
なので,是非是非各自治体においてはこうした発信をどんどんしていってもらいたいなと思います。
教員はどんな働き方をしていても,子供を思う気持ちに変わりはありませんから・・・☆
ということで,本日は教員の身内としての戯言でした☆
本日も長い文章に最後までお付き合いいただき,ありがとうございました。
またご訪問いただければ幸いです。
ボス猿。