こんにちは!ボス猿です!
『雷雨ときどき晴れ』へのご訪問ありがとうございます。
前回からの続きです。
止められない薬にヤキモキ
排便が出来た出来ないで一喜一憂する日々を送りながら迎えた3歳の誕生日。5か月後には幼稚園への入園が待っています。
(当時は保育園にいれるつもりでしたが,待機児童となり,あえなく退散。そのお話はこちらから↓)
今思うと,春からの入園や便秘薬がやめられないことに,ボス猿はかなり焦りを感じていたのだと思います。
便秘薬を飲んでさえいれば順調に排便ができるようになってきたこの時期。
折角,毎日反便出来ていたのに,毎日排便出来ているのだから大丈夫だろうと,ボス猿はラキソベロンの服用をやめる決断をしました。(この当時は4滴程度で毎日排便出来ていました)
はい。また得意のボス猿の勝手な判断で実行してしまいました。。。
ちゃんと小児科を受診し,信頼している先生としっかりと相談すればよかったのですが,便秘以外では悪いところもなく元気いっぱいの長女と,まだ小さい次女を連れて,ウイルスや菌の蔓延する小児科をどうしても受診する気になれず(言い訳),勝手な判断で薬の服用をやめてしまったのです。。。
当然,長女の排便もストップです。またもや小児科での浣腸に逆戻り。。
ボス猿の焦りが悪循環を招いてしまっておりました。
止める時にはタイミングと方法が重要
小児科の先生には「4滴飲んでいたものを突然0にすれば当然でませんよ」と呆れられるばかり。「順調に出るようになってきたら,普通は1滴ずつ減らしていくんですよ!」と。
指摘されれば,それは至極真っ当なお話です。。今思い返しても,あぁ,なんて自分はアホなんだと思います。。
しかし,焦りに焦っていたボス猿には,1滴ずつ減らしていくなどという考えは全くもって出てこなかったのです。
ここで初めて,あぁ焦っていても何も解決しないんだなぁと考えを改めることになりました。この子の便秘とは気長にやっていくしかないんだとようやく思えたのです。
その後の5か月間は,ラキソベロンの量を増やしたり減らしたりしながら,何度か小児科での浣腸にもお世話になりつつ,相変わらずの日々を送っていきました。
そして,入園を1週間後に控えた4月。またもや便秘に関する事件が起きました。
新たな事件勃発
ようやく長女の排便も落ち着いてきた入園1週間前,新たな事件が勃発しました。
実はこの事件が起きる少し前に,幼稚園の入園面接があり,そのときに便秘である旨を伝えたところ,近くにとてもよい肛門科があると教えていただいていました。
以前ひどい便秘の園児がおり,その子はその肛門科に通ってすぐに改善したというお話。
もちろん,この話を聞いたときにはすぐにでも飛びつきたいと思いましたが,これまで焦りから数々の失敗を繰り返してきたボス猿は,この肛門科の受診をグッとこらえていました・・・
しかし,この日もまた排便できずに2日目を迎えていたのですが,この日は長女の様子がいつもと違います。
いつもは排便がなくても,ケロッとしていた長女でしたが,この日は朝から定期的におなかが痛いとシクシク泣いていたのです。
いつもの様子とは明らかに違っていることに焦ったボス猿は,いよいよ肛門科の受診を決めました。
ギリギリまで,いつもの小児科を受診するのか肛門科を受診するのか悩んでおり,午前診察にギリギリ間に合うかなという時間に駆け込みで肛門科の方の病院に入ったのです。
が,このボス猿の選択はまたもや凶と出てしまいました。。。。
受付を済ますと,そこで注意書きを手渡されました。
そこには,当院には患者以外の子供はできるだけ連れてくるな。
子供が受診する場合には,待合室では必ず静かに座らせ,足音をさせるな。
といった内容が記載されていました。。。(実際にはもっと丁寧な文で書かれていましたよ!!)
その注意書きを読みながら,う~ん,また失敗したかも・・・という思いが頭をよぎったのを今でも覚えています。。。(笑)
肛門科の受診
何とか次女を抱っこ紐の中で眠らせ,不安でたまらない長女と順番がくるのを待っていました。ようやく順番がきて,診察室に入るや,受診するならもっと早く来てくれないと!!と怒られ。。。(笑)苦笑いのボス猿です。
しかし,そんなことは気にしていられません。これまでの経緯を一生懸命説明しました。ところが,そんなボス猿の説明を聞いていたのか聞いていなかったのかはわかりませんが,先生はボス猿が話し終わるや否や,何の説明もなく診察台の上に長女を乗せ,おしりを出して,座薬をブスリとしたのです。
あまりに突然の出来事に,長女は恐怖に震え,泣き叫びました。。。。
ボス猿でさえ,あまりに突然の出来事だったため,ぽかーんとしてしまったくらいです。
今思うと,何の座薬を入れたのかすら説明はなかったように思います。
後に,処方された座薬をみて,あぁこれを入れたんだなぁとのんきに考えたくらいです。そして,またまた何の説明もなく毎日この座薬を寝る前に入れ,1週間後にまた来なさいと言われ帰されました。。。
そして,帰宅後地獄のような時間が始まったのです。。。
座薬が効き始めると,長女は家中をのたうち回って痛がり,疲れ果てて寝る。また痛みが襲ってきてのたうち回るを繰り返し始めたのです。強烈な痛みはあるものの排便には至らず,疲れて眠る→痛みで目が覚めるを何度も繰り返しました。
ボス猿も長女も,もう汗と涙でぐちゃぐちゃです。
またしても,自分の判断から長女にこんなつらい思いをさせてしまったことに,悔しさすら覚えました。。
その後夕方になり,ようやく排便することができたのですが,血便です。何度も何度も血便。心配になり,肛門科に電話してみましたが,様子を見てくださいとのことでした。もはやボス猿には,長女を抱きしめてやることしかできませんでした。。。。
長女を抱きしめながら,もう肛門科の受診はしない。座薬も入れないと心に決めていました。その日はラキソベロンも飲ませることなくしっかりと眠られるようにしました。
まとめ
ボス猿や長女にはこの病院は合いませんでしたが,決してこの病院が悪いと言っているのではありません!!実際にこの肛門科でひどい便秘が治ったお子さんもいるわけですから,きっとしっかりとした治療をしてくれるはずです。
しかし,ボス猿と長女にとってはこの病院は鬼門となってしまいました。
この日,ボス猿は改めて,これまで信頼してきた小児科の先生の指導の下,長女の便秘と付き合っていく覚悟を決めたのでした。
不安がなかったわけではありませんが,ボス猿にはもうその選択肢しか残っていませんでした。
続きはこちらから↓
長い文章を最後まで読んでいただき,ありがとうございました。
またご訪問いただければ幸いです。
ボス猿。