三姉妹ママのワンオペ育児奮闘記『雷雨ときどき晴れ』

育児を中心に,節約や在宅ワークなどを綴っていきます。

ワンオペ育児(6)長女,年中に進級した時,登園渋りが始まった。進級時の登園渋りの対策法は一つ。

こんにちは!ボス猿です!

『雷雨ときどき晴れ』へのご訪問ありがとうございます。

 

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入園前からバタバタとした長女の幼稚園入園でしたが,担任の先生との相性がよかったこともあり,登園渋りもなくあれよあれよという間に楽しく1年を過ごしていった長女でしたが,年中さんへの進級。ここでもにぶち当たりました。

登園渋りの始まり

春休み夏休みなどの長期休暇中も我が家では基本的に,預かり保育に行かせることにしています。

幼稚園って保育園と違い,春休みや夏休み,冬休みがあるんですよね。。働くままにとって幼稚園に通わせるときの大きな壁ともいえるのかもしれませんが,我が子を通わせている幼稚園はそうした長期休暇中も預かり保育をしてくれます。もちろん1日に800円支払わなければなりませんが,それでも一時保育を利用するよりは遥かに安いのです。

当然年中に上がる前の春休みもお願いしていたわけですが,この春休みはどうも長女の様子がおかしい・・・。

 

これまでの1年毎日楽しく通っていた大好きな幼稚園に行きたがらない。。。泣くほどではないけれど,毎朝グズグズ。。。

 

なだめすかしたり,半ば強引だったりしながら連れて行っていましたが,後半にはこちらが折れてしまい,行ったり行かなかったり状態になりました。まぁ,新学期になればまた楽しく通い始めるだろうという甘い考えでした(笑)

そしてそんな状態で迎えた進級式・・・

長女の通う幼稚園はマンモス校で,8クラスあった年少組が5クラスになります。いわゆるクラス替えというやつです。

いかんせんナイーブな長女にはこれがかなりきつかった様です。。。

女子の世界は年中から既に形成されている

年中に上がって最初の参観日に行き,【あぁ~,なるほど】と納得しました。

特に女性は多くの人が経験したことがある,グループ制度。これが幼稚園の年中さんにも既にちゃ~んと存在しているんですよ。。。

 

ボス猿自身も,女子のグループ制度には翻弄されながら大人になり,もちろん今現在もご近所付き合いママ友付き合いなど,このグループ制度には悩みながら生活しております。もちろん,思春期ほど繊細ではなくなっていており(笑),一匹狼でもあまり気にならないタイプですが,それでも子供が係るとなると,それなりに気を使いながらこのグループ制度と付き合っています。

 

そうした女子特有のグループと言う制度は年中組さんでは既に形成されていたのです。年少の時にはそれほどではありませんでしたが,年中に上がった途端,もうしっかりとグループが出来ているんです。

 

随分しっかりしてきたとはいえ,長女はまだまだ外の世界では幼いほうなんだなぁと妙に納得,感心してしまったものです。(笑)そしてそんな長女は,既にグループ化している女子たちの輪に入れない。。また担任の先生もガラッとタイプが変わってしまった。

 

もはや長女はパニックのレベルです。

そして進級式の翌日から,2か月間毎朝泣き倒しました

長女の気持ちもわかる。でも,安易に休ませるわけにもいかない。

ボス猿の中での葛藤の始まりです。

寂しいが理由の登園渋りではなかった

幼稚園や保育園に入園したての登園渋りで一番多いのは,これまでずっと一緒だったママと離れるのが単純に寂しいという理由だと思います。なので,泣き喚いて登園を嫌がっていても,案外ママが見えなくなるとケロッとして遊んでいる子は多い。(2018年4月に4年保育で幼稚園に入園した次女がまさにコレでした。ゴールデンウィークまでは泣いていましたが,幼稚園が楽しくなり,ゴールデンウィーク後は泣くことなく登園するようになりました。)

しかし長女の場合,この【ママがいなくて寂しい】という単純な理由ではありません。幼稚園がどれだけ楽しい場所なのかはよく理解しており,ママは必ず迎えに来てくれることも理解しているので離れるのが寂しいというわけではないのです。

 

長女の場合,仲良くしたい・一緒に遊びたいお友達には既に仲良しグループのお友達がおり,その輪に入ることが出来ない。だから幼稚園が楽しくない。というのが登園渋りの原因でした。

ワンオペ分かり合えない辛さ

話は変わりますが,この時ワンオペの辛さをじんわり感じたボス猿です。

この状況をどんなに主人に説明しても,現場を見ない主人には所詮他人事

悪気はないのでしょうが,【クラス替えなんてこれから先も毎年あることで,これは長女が慣れていくしかないでしょ。相性が合わない担任だっているよ。でも合わない担任との付き合い方も,新しく友達を作る(輪に入っていく)ことも長女の勉強でしょ。】と。

そりゃ,ごもっとも。ごもっともですけどね。。。 

 

参観日に,クラスの中で一人でいる長女を見てみなさいよ。。。

あんなに毎日楽しく通っていた幼稚園を大嫌いだと泣いて暴れる長女を見てみなさいよ。。。私は長女の父親に相談しているのであって,中学校の教員としての答えなんて聞きたくないんですよ!!

 

甘やかしたいわけではないけれど,さすがのボス猿もそんな長女を毎日見続けてりゃ泣きたくもなりますよ。

一番理解してもらいたい人に理解してもらえない。

 

だけど,理解してもらえない辛さをひしひしと感じているこんな時こそ,長女にとっては私が1番の理解者でいてあげたいと考えを方向転換です。

ありきたりだけど,克服は小さなきっかけ

簡単に休ませるわけにはいかないけれど,これまで毎日のように行っていた預かり保育も,長女が行きたくないという日は行かせず,お弁当の日に買うことのできるパンを初めて購入してみたり,先生への伝言を頼んでみたり,少しずつ長女の成長の歩みにスピードを合わせることで,長女も泣かずに登園できるきっかけをつくることが出来たようです。

 

あとはもう,ある日気が付けば,何日も泣かずに行けているなぁと気づき,すっかり幼稚園がまた楽しくなっています。もちろん,担任の先生へ色々な心配事や気を付けてほしいことをお願いもしました,先生も長女の扱いに慣れてきたこともあったと思います。こうして,終わってみると年中もあっという間に1年を過ごし,年度末にはすっかりたくさんのお友達も出来ました。

寂しいが理由ではない登園渋りの対策は一つ

そしてこの春,長女は年長組に進級しました。一度クラス替えを経験していたことで,何とか今年は前年程のパニックになることなく,進級することが出来ました。

 

もちろん,上記の通りの性格ですから,やっぱり【友達おらんから行きたくない。】と一度は言っておりましたが,【せやなぁ。新しいクラスになったもんなぁ。でも,年中さんの時のこと思い出してみ?!年中さんになった時もせやったやん?!友達少なくて行きたくなかったけど,最後にはい~っぱいお友達できたやん!!でも,ここで行かんかったらずっとお友達少ないままやん。】というと,長女も【せやなぁ。。。】と納得。そこですかさず,【それでもどうしても嫌な時はママに言うておいで☆】と逃げ道も忘れずに付け加えておきました。するとその日の帰り【〇〇ちゃんと〇〇ちゃんにお友達になろう!!って言うてみた☆んで,一緒に遊んだで!】と元気に報告してくれました。

 

長女の成長を感じ,ちょっと目頭が熱くなったものです。(笑)

家事育児,ましてや仕事をしているママにとって,子供のペースに合わせてあげるって,すごく疲れます。神経をすり減らすと言っても過言ではありません。

でも,ママが辛い時こそ,子供も辛い時!そんな時こそ,子供に寄り添い子供のペースに合わせてあげることが大切なんだと思います。(まるでいつも子供のペースに合わせてあげられているかのような書き方ですが,子供のペースに合わせてあげられてるのなんてたまになんですけどね(笑))

ワンオペの辛さは確かにあります。でもあくまでも主人に悪気はありません。まぁ,それがまた辛さの原因だったりすることもあるんですけどね・・・。でも,こうした成長を直に感じることが出来るのって,ママの特権だななんて考え,ワンオペ最高!!と言い聞かせております。

 

5月も終わりを迎えました。まだまだ登園渋りのお子さんは幼稚園にもたくさんいます。そんなお子さんのママたちも,忙しいママたちだとは思いますが,すこ~しだけお子さんのペースに寄り添ってみてあげてくださいね。

 

 

  

 

 

長い文章を最後までお読みいただき,ありがとうございました。

またご訪問いただければ幸いです。

 

 

ボス猿。