こんにちは!ボス猿です!
『雷雨ときどき晴れ』へのご訪問ありがとうございます。
ボス猿,先週の土曜日に,なんとおよそ7年ぶりに一人で映画を見に行きました☆
およそ7年前に長女が生まれてすぐ,中々父親になってくれない主人に粗治療だ!と映画を見に行ってから,およそ7年(笑)
子供たちが生まれてからというもの,見に行く映画と言ったら,アンパンマンにしまじろう,そしてプリキュア。。。
久しぶりに自分の見たいものを1人で見に行くことが出来,とても満足しております!!休みの主人をとっつかまえて見に行かせてもらったので,感謝です☆
ま,主人もたまに1人映画を楽しんでいるので,1回くらい全然いいですよね?!(笑)
映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』における日本文学の世界感
ボス猿,実は大学は日本語日本文学科出身でして。専門が,近世文学なんですよね。
なので,このあたりの日本文学がドンピシャなんです。
だから,テレビや映画で『人間失格』や『細雪』なんかが題材に取り上げられているとどうしても見たくなります。
普段,テレビや映画を観ることに何の執着もないですし,むしろテレビとか全くつけない生活をしているんで,ドラマとかの話題にも全くついていけない人なんですけどね(笑)
それでも,こうした近世文学が題材のものは何としても見てみたくなっちゃうんです。
で,『人間失格 太宰治と3人の女たち』における日本文学の世界。
う~ん,こんなもんだよねぇ。って感じ。(笑)
近世文学の世界って,波がないのが特徴なんですよね。だからこの世界観を描くのって,すごく難しいと思います。
でも,その特徴をつまらないと感じさせない表現が出来ているんじゃないかと思います。←えらそうに,誰やねん。。。(笑)
蜷川実花さんの世界観
そして,この映画の問題なのが監督が蜷川実花さんということですよ(笑)
問題と書くと批判的に見えますが,決して批判しているわけではありません。ただただ,個人的にあの世界観がちょっと苦手なのです(笑)
蜷川さんの世界って,良くも悪くもすぐにわかりますよね。あ,これ蜷川さんの作品だなって。
だから,全てが同じ世界観に見えちゃう気がするんですよ。
だから,今回も映画の存在を知ったとき,見たい!!でも,監督が蜷川さん!!という葛藤が自分の中で行ったり来たり(笑)
それでもやっぱり見たいが勝ったので,見に行ったという感じ。
でも,今回主演が小栗旬さんだったので,蜷川さんの世界観とは違和感もなく(もちろん,その為のキャスティングだと思いますけどね☆)あの世界観も全く嫌味な感じではなく,見ることができました☆
ついでに言うと,蜷川さんの世界と言うと沢尻エリカさんを思い浮かべるボス猿なんですが,その沢尻さんもちゃんと(笑)出演されています!!
蜷川さんの世界観はもう,バッチリと言っていいほどに表現されているのではないでしょうかね☆
総合的な感想
で,映画自体を総合的に見ると,“うん!悪くない!!”って感じ☆
近世文学の世界って,基本的に何を見ても爽快感のある作品ってほとんどないと思います。その人の人生観や世界観を描いているだけなのでね。
サスペンスやアクションなどの爽快感が得られることは全くありませんよね。
なので,見終わった後の爽快感を抜きにして考えるとこの“うん!悪くない!!”っていう感想は,ボス猿的にかなり高評価なわけです☆←偉そうに,すいません。。。
ほんと,あくまでも個人的な感想をつらつらと述べているだけなので,ご批判等々はご遠慮くださいませ(笑)
さいごに
何度も言いますが,あくまでもこれはボス猿の個人的な感想です!映画の感想なんて,見た人によって違いますからね。押し付ける気もサラサラありません。
でも,久しぶりの一人時間を楽しんできたので,その余韻として,ちょっと偉そうに映画の感想なんて書いちゃってみたりしたかったのです(笑)
ということで,ご興味のある方は是非見に行ってみて下さい☆
ご友人どうし,カップル,親子,そしてボス猿のように1人映画として楽しまれている方もたくさんおられました。
ボス猿の横に座っていた方は,結構年配のおじいちゃん。が,1人映画を楽しんでおられましたよ☆
ということで,本日も長い文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。
またご訪問いただければ幸いです。
ボス猿。