こんにちは!ボス猿です!
『雷雨ときどき晴れ』へのご訪問ありがとうございます。
もうすっかりお馴染みとなったふるさと納税ですが,皆さんやってますか?!ボス猿はようやく重い腰を上げ,2017年初めてふるさと納税をしてみました☆
丁度1年前の今頃興味はあるものの調べることもせず,制度や仕組み手順が分からない・何となく面倒くさそうというイメージだけで手をつけずにいたのでした。
でも,実際にふるさと納税をしてみると,とっても手軽で節税出来ていいことづくめだったので,何となくのイメージで始められていない方に是非おすすめしたく,今回はその仕組みと手順について書いていきたいと思います!!
ふるさと納税とは
ふるさと納税という言葉を聞いたことが無いという方はもうほとんどいなくなったのではないでしょうか。それくらいもうすっかりお馴染みとなっているわけですが,その中身についてはどうでしょうか?!中身についても少しずつ定着してきてはいるはずですが,それでもまだよくわからない・・・という方もいるはずです。ボス猿自身も去年の今頃までいまいちよくわかっていませんでした。
ふるさと納税とは,簡単に言うと個人が自分で選んだ自治体へ寄付することが出来る制度です。自分の出生場所や居住地とは関係なく,好きな自治体を選んで寄付することが出来ます。もちろん,自分のふるさとを応援したいということも可能です!
では,なぜただの寄付制度がこれほどの注目を集めているのか。
それには2つの大きな魅力があるからです。
ふるさと納税の2つの魅力
ふるさと納税の大きな魅力の二つとは,【お礼の品】と【税金の控除】と言えます。
1.お礼の品
ふるさと納税での大きな魅力の1つはお礼の品です。ふるさと納税を行うと,寄付した金額に応じて,自治体の名産品をお礼の品としてもらうことが出来ます。
少し前まではそのお礼の品が競争を過熱させ,ニュースになったりもしましたよね。ふるさと納税が出来るサイトを覗いたことがある方ならご存知だと思いますが,そのお礼の品はもう選ぶのが大変なほどの種類があります。全てを把握するのは不可能です。納税する側としてはたくさんのお礼の品から寄付先を選ぶ楽しさもあるんですけどね。
でも。。。お礼の品がもらえるだけなら,結局寄付した金額でそのお礼の品を買っていることになっちゃいますよね。はい。それにはもう一つの魅力が大きく関係しています。
2.税金の控除
ふるさと納税の二つ目の魅力は何と言っても税金の控除が受けられることです。この税金の控除があるからこそ,【お礼の品】が大きな魅力となるわけです!
そして、控除が受けられる税金の種類は2種類!所得税と住民税です。
税金の控除を受けるための手続きも2種類。【ワンストップ特例制度の利用】と【確定申告】の2種類です。ワンストップ特例制度を利用するには1年間の寄付先が5自治体(*1自治体に複数回寄付しても1自治体と計算されます)までという制限や寄付する度に自治体に申請書を提出する手間がありますが,確定申告を行うよりもハードルが低いのでお勧めです!
ワンストップ特例を利用する場合は,住民税から2000円を除いた額が減税されます。そして,確定申告を利用した場合には,所得税からの還付と住民税からの減税が適用されます。所得税からの控除額は【(ふるさと納税額‐2000円)×所得税率】で計算されます。
住宅ローン減税や医療費控除を利用する方の2つの注意点!!
減税枠は決まっている!
さて,ここで一つ気をつけなければならないことがあります。先にふるさと納税で控除を受けられる税金の種類は,所得税と住民税であると書きました。この2種類から控除を受けられる制度は他にもあるのです。それは【住宅ローン減税】と【医療費控除】です。
ではなぜ住宅ローン減税や医療費控除を受けている方は注意が必要なのでしょうか。それは、所得税や住民税の控除出来る枠は決められているからです。その枠を住宅ローン減税や医療費控除で使い果たしている可能性があるのです!
住宅ローン減税を利用していて,ふるさと納税のシミュレーションしてみると,控除される額が0になってしまった方おられませんか?!
我が家も,実はそうでした。というか2件の寄付をした後に気づくという間抜けなことをしてしまいました(笑)そうなんです。住宅ローン減税を利用しているお陰で所得税の控除枠を使い果たしてしまっているんですよね。。。折角節税できると思い、重い腰をようやくあげて納付したのに、、、減税されへんやん!!と大慌てですよ(笑)しっかり調べてからすればよかったと後悔もしましたが、よくよく調べてみると、大丈夫そうだとわかり一安心です。
ボス猿と同じように考え、減税されないからとふるさと納税を諦めてきる方もいるようですが,それはもったいない!!!
実は、所得税の控除枠を使い果たしてしまっていても,住民税の所得割額が残っていれば,住宅ローン減税とふるさと納税を併用することが出来るんです!!ということで、住宅ローン減税を利用している方は、出来れば控除対象が住民税である、【ワンストップ特例制度の利用】で申請を行いましょう!
申告方法を途中で確定申告に変更する時は申請済みのものも確定申告を!
上記のように住宅ローン減税を受けている場合はワンストップ特例を利用するのがおススメです。また住宅ローン減税を受けていない方でも、手続き方法が比較的簡単なのでワンストップ特例を利用する方は多いはずです。でも!!ここでもう1つ注意が必要です!!それは、1年が終わるころに思ったより医療費がかかったなぁと気付き,確定申告する場合!!そんな方は注意が必要です!!
ワンストップ特例の申請書を提出していた場合でも,確定申告を行うとその申請は破棄されます!なので,途中で確定申告に切り替えた場合にはワンストップ特例の申請書を提出していた自治体分も合わせて確定申告しなければなりません!!これを忘れてしまってはその分の控除を受けることが出来ないのです!!絶対に忘れないでくださいね!!
ふるさと納税の手順
控除限度額を知る
まずは、控除を受けられる限度額を知る必要があります!この限度額は人によって変わってきますので,必ず自分の限度額を調べましょう。
限度額を超えた分はいくら寄付しても控除はされません。(もちろん、寄付ですから限度額を超えて行っても何の問題もありませんよー)節税という面から考えると、この限度額を超えてしまっては意味がありません。
ではどうすればその額を知ることができるのでしょうか?!
まずは源泉徴収票を手元に用意しましょう。今はネット上でシミュレーションできるサイトがゴロゴロあります(笑)
こちらのサイトからもシミュレーション出来ます☆
ふるさと納税とは? 初めての方へ | ふるさと納税サイト「さとふる」
ふるさと納税サイト [ふるさとチョイス] | お礼の品掲載数No.1
また、ネットだと不安だという方は,市役所や区役所の税金関係の窓口に源泉徴収票を持って行けば、算出してくれます。(ただし、役所にも詳しい人もいれば詳しくない人もいるのが現実。制度をあまり理解されてない方も中には・・・)
寄付金を用意する
ご自身の減税限度額を把握したら次は資金です!実質2000円という事だけが頭に残りやすいのですが、実際には先ずは納付しなければなりません。ですから、寄付するための資金を用意する必要があります。年末などに駆け込みで大きな額をクレジット払いなどで納付し、支払いに苦労する人もいるんだそう。まずは資金を用意し、ちゃんと払える額の納付を行いましょう!
寄付する自治体を選ぶ
次にようやく、寄付する自治体の選択です。寄付金の使い方で選ぶも良し!思い入れのある自治体を選ぶも良し!ですが、多くの方が返礼品で選んじゃいますよね(笑)返礼品選び、本当に楽しいんですが、その数の多さは半端じゃありません。ついつい見入ってしまい、あっという間に時間が過ぎてしまいます。決めるには時間がかかるので、時間に余裕のあるときに決めましょう!
また、ふるさと納税を行うことのできるサイトはたくさんあります。サイトごとの限定返礼品などもありますので、いろいろ比較して見るのがおススメです!
サイト情報↓
ふるさと納税とは? 初めての方へ | ふるさと納税サイト「さとふる」
ふるさと納税サイト [ふるさとチョイス] | お礼の品掲載数No.1
寄付する
納付先自治体が決まったら、いよいよ寄付を行います!!
これはサイトの手順通りに行うだけです。ここで一つポイント。支払い方法はクレジットカードを利用することが出来ます。ポイント還元が付いているカードを使えば、ポイントももらえるというわけです☆これは使わない手はない!是非ふるさと納税は、ポイント還元があるクレジットカードを使って支払いしましょう☆ただし、使うカードは納付者と同じ名義のものを使いましょう。違う名義のカードでも出来たという記事もありますが、ふるさと納税できるサイトの多くが、同名義カードを使うよう注意書きがされていますので、ここは念には念を。ということで、気をつけてくださいね!
楽天カードもお勧めです☆
返礼品と受領書(ワンストップ特例申請書)が届く
さぁ、納付が終われば後は返礼品が届くのを待つだけ!と言いたいところですが、ワンストップ特例を利用する場合には申請手続が、また確定申告をする場合には翌年の確定申告の手続きが残っています。
ワンストップ特例を利用する場合、返礼品の到着と前後して、申請書が送られてきます。申請書が届いたらすぐに必要事項の記入をし、必要な書類を添付して返送しましょう!!返送が完了したら、後はもう返礼品を楽しむだけ!!あと少しです☆
ワンストップ特例の申請書を提出する
ワンストップ特例の申請書の記入は難しいことはほとんどありません。と言うか、ほとんど書くことがありません(笑)なので、申請書よりも添付しなければならない書類の確認をしっかり行ってください。ワンストップ特例の申請には,マイナンバーが必要で、マイナンバーカードの写しを添付しなければならないことが多いです。マイナンバーカードを持っていれば問題ありませんが,まだカードの申請をされていない方もいますよね。でも大丈夫です!!カードではなく通知書の写しでも可となっています!ただしその場合、通知書の写しのみで大丈夫な場合と,通知書の写しと合わせて免許証などの身分証明書を添付しなければならない場合があります。ということで、返送時に必要な書類についてはしっかりと確認をしておきましょう!
返礼品を楽しむ
さぁ、ここまできたら後は届いた返礼品を楽しむだけです!お疲れさまでした☆
ただし、確定申告を行う方は翌年年始の確定申告でふるさと納税についての申告をお忘れなく!領収書や納付証明書を無くさないよう、ちゃんと管理しておきましょう!
ということで、長くなりましたが、ふるさと納税の仕組みとその手順について書いてきました。難しそうに見えても,実際にはとても簡単な手順でふるさと納税をすることが出来ます。難しそうだなというイメージだけであきらめていてはもったいない!!まずは,源泉徴収票をさがしましょう!!(笑)
とってもお得で魅力的なふるさと納税。まだやってないという方は、是非、是非!!チャレンジしてみてくださいね!!
長い文章を最後まで読んでいただき,ありがとうございました。
またご訪問いただければ幸いです。
ボス猿。