こんにちは!ボス猿です!
『雷雨ときどき晴れ』へのご訪問ありがとうございます。
さて本日は、書くか書かないか迷った内容です。負の感情というのはとてつもなく強い力を持っていて、他者の感情にまで影響することがあります。
なので、負の感情に引きずられやすい方は、ここでどうぞ引き返してくださいね。
ここからは先週金曜日の事件について触れた内容になります。
自他境界をしっかり持つが大切
自他境界というのは、自分と他者は別物であるという区別をつけるというようなことで、我が家の長女はこの自他境界をしっかりと持つことが苦手です。
例えば、2歳の四女が危ない手つきでハサミなんかを使っていると、まるで自分の事のように怯えます。
他にも、全然知らないよその子が池のギリギリを歩いていたりしても同様に、自分の事のように怯え始めるのです。
また、春ごろには一瞬テレビで見たミャンマーのニュースを忘れられず、何ヶ月も毎晩のように怖い怖いと言って泣いておりました。
一方、ボス猿自身は比較的、自他境界はハッキリとしていて、普段あまり他者の感情に引きずられるということはない方だと自分では思っています。
それでもです。
さすがに、金曜日の事件はかなり憂鬱な気分になりましたし、また1日中心がザワザワとしていてとても落ち着かない1日を過ごしました。
安倍元首相に何か特別な思いがあったわけでも、特別に支援していたわけでもありません。
それでも、この日本という国であのような事件が起きたこと。また様々な思いはあるにしろ長期にわたり日本を引っ張っていっていた人物が対象とされてしまったこと。いろいろな理由から、ものすごく心を揺さぶられる事件となりました。
繊細な長女に敢えてこの話をした理由
そして、こうした事件を超繊細かつADHDの傾向がある長女に伝えるかどうかということは、我が家にとってはとても需要なことになります。
なんせミャンマーの映像を一瞬見ただけで何ヶ月も引きずることになるのですから…
SNS上では子どもたちへの影響を考えて、家では一切この話をしない!と決めたご家族を見かけたのですが、我が家ではボス猿の一存で、長女にもしっかりと話をすることにしました。
なぜなら、長女の年齢的にいくら家で隠したとしても、必ず外で情報が入ってしまうからです。
子ども同士だとより残酷な言葉と表現で耳にすることもあるかもしれません。
また、間違った情報や誇大された話も入ってくるかもしれません。
なので、長女にはしっかりと過大することも過小することもなく、出来るだけ事実を淡々と伝えるようにして話をしました。
長女の様子
出来るだけ事実を淡々と伝えるように努めましたが、当然長女は恐怖に怯えております。
しかし、ここでもう一度自他境界についてしっかりと話をしました。
犯人とも、安倍元首相とも、長女は別の人間であって、どちらの感情にも影響される必要はないこと。
これは、長女の生活とはかけ離れた場所で起きたこと。
そうしたことをしっかりと伝えることで、少し落ち着いたように思います。
また、ボス猿自身がこうして長女に自他境界について話すことで、かなり落ち着いたように感じました。
やはり言葉にするって大切なことですね。
少し落ち着いた長女はその後、少し眠れないといいながらも眠りにつけたので、ほっとしていましたが、それでも夜中に何度か目が覚めていたようです。
朝も少し心配したものの、恐怖を口にすることはなかったので、一応は自他境界を持つことができたのかなと思います。
さいごに
ただし、学校でどういう情報を入れてくるのか分からないので、まだしばらくはしっかりと様子を見てやらなくてはなと思っています。
繊細な娘にこういうショッキングな話をするのは酷だなとは思いましたが、我が家では長女に話しをしてよかったと思っています。
本日も長い文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。
またご訪問いただければ幸いです。
ボス猿。