こんにちは!ボス猿です!
『雷雨ときどき晴れ』へのご訪問ありがとうございます。
さて,久しぶりに教育ネタです。
先日我が長女の算数の計算を見ていて,主人と“ヤバいよね・・・”となりまして・・・。
久しぶりに塾で教えていた時のように授業形式で娘の算数を教えました(笑)
ボス猿も主人も基本は理系なのですが,長女はどうやら文系のようです。。。
長女の躓いている繰り上がりの計算とは?!
年長さんから公文に通っている長女は,少しだけ学校の学習を先取りで勉強していたのですが,11月からはボス猿の体調から公文をお休みしております。3ヶ月間の休会です。
で,気づけば学校の学習内容もあっという間に追いついてきており,既に計算が怪しいこともしばしば・・・。
上記の見ていてヤバいなと感じたのは,学校の学習ではなく公文でたっぷりいただいてきた宿題の方です。
ま,いずれにしてもちょっと計算が怪しいことが出てきたわけです。
その怪しい計算というのは,繰り上がりの足し算。
1桁+1桁の繰り上がの足し算ではなく,2桁+1桁の繰り上がりの足し算です。
例)15+8・23+9 等々・・・
こうした繰り上がりの計算の中に,11+6など,繰り上がらない計算が混ざってくるともう大変。頭がこんがらがってしまうようです。。。
長女の頭の中は1がいっぱい?!
ではなぜ,そうした混乱が起きてしまうのか。。。
それは,長女が頭の中でしている計算に問題があるからです。
ボス猿が見ていると,どうやら長女は計算をする時,ひたすら1を足し続けているようなのです。
お金で言うと,1円玉を数え続けているのです。
例えば15+8を計算する時も,1円玉15枚と8枚を足している感じ。
大人だと,15は10円玉1枚と1円玉5枚(もしくは5円玉1枚)に1円玉8枚を足して10円玉が2枚と1円玉3枚という具合に変換していくことが簡単にできます。
が,それがどうやら長女にはできていないのです。
だから,数が大きくなると,長女の頭の中には1円玉が溢れかえり,訳が分からなくなってしまうのです。。。
1円は10枚で10円1枚になる!
以前の記事で,5の概念・10の概念はとても大事であると書きました。
大人だと当たり前の事なんですが,子供にはなかなか難しい概念。この概念が計算をする上ではとても大切なのです。
上記のように,1円玉のままで計算していると,この先絶対に計算が出来ない日がやってきます。どんどん数は大きくなっていきますから。
だから,頭の中で数の変換がスムーズに出来るようになる必要があるのです。
その変換は,1円玉が10枚→10円玉1枚
はもちろんですが,逆もしかり。10円玉1枚→1円玉10枚に変換することもスムーズにできなければなりません。
そうでなければ,また引き算で躓いちゃいますよね(笑)
数図ブロックよりお金の方が分かりやすい(笑)
で,さっきからお金で換算しているボス猿なんですが,ケチだからじゃないですよ!!(笑)
お金で説明する方が,長女にはスッっとはいるようなのです。
学校では数図ブロックを使って,計算の練習をしているようですが,我が子の持っている数図ブロックはとても数が少なく,結局1の寄せ集めで計算しているんです。
なので,上記のように頭の中に“1”が溢れかえった状態になってしまうのです。
ということで,長女に説明する時にはお金で説明してみたわけです。
すると,1円が10枚で10円玉が1枚。
そして,10円玉が3枚だといくら?!と聞くと,すぐに30円と答えられます。
しかし,1円が30枚だとちょっと時間がかかるわけです。
こうした変換をスムーズに出来るようになれば,繰り上がりの計算は格段に楽になります。
ということで,小学生に繰り上がりの足し算・引き算の説明をするのであればお金で説明してあげることをおススメします☆
さいごに
大人にとっては当たり前の計算も,学習を始めたばかりの子供たちにとってはものすごくハードルの高いこと。
こうしてブログで書いていると,冷静でいられるのですが,我が子に教えるとなると,イライラちゃうんですけどね(笑)
塾で教えているときはやはり我が子ではないので冷静でいられたのですが,,,
我が子に教えるって本当に難しいですね(笑)
それでも,教え方のポイントを知っているか知らないかはとても大きいです。
是非,お金での説明,活用してみて下さい☆
そして,今回思ったのが,こうした計算をするためにも,そろそろいい加減お小遣い制度を導入しても良いのかなということ。
自分でお金をある程度管理したり,おやつを買ったりするようになれば,上記の説明が
より理解しやすいのかもしれません☆
ということで,この件に関しては主人と要相談ですね☆
本日も長い文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。
またご訪問いただければ幸いです。
ボス猿。